ファンサイトでありながら、半ばオフィシャルサイトになっているTrue-to-You.netに掲載されたモリッシーの最新コメントです。個人的には、女王のクリスマススピーチというものを知らなかったので、いかにも英国らしいと思いました。それにしても、この企画に乗っかり、スピーチをするモリッシーを見たかったです。
URL : http://true-to-you.net/morrissey_news_141208_01
出版日 : 2014年12月8日
以下、筆者による翻訳。
以下、筆者による翻訳。
もう1つのクリスマススピーチ
モリッシーは、「もう1つのクリスマススピーチ」というChannel 4 Television(英国の公共テレビ局)の企画を、丁重に断りました。毎年12月25日にBBCを通じて、女王は英国民に向けてスピーチを行います。この企画は、BBCがそのスピーチを放映する時間に合わせて、Channel 4が別の誰かのスピーチを放送するというものです。
以下、モリッシーからのコメントです。
「イギリスのために君主制を廃止すべきだという僕の意見は、まあまあよく知られている。でもクリスマスの日にまで、彼らを非難する必要はないよ。この日くらい、女王は英国民に年次演説を与え、熱烈な恍惚状態になることを許されてもいいはずだ。彼女は凍りついたようなポーズで喋り、僕らに与えたいもの、伝えたいことはもはや何一つ持ち合わせていないということを、またもや自ら証明する。現代の英国に彼女の居場所はなく、個人の考えというものを廃絶する、抑圧の象徴でしかない。彼女は確かに、イギリスで最も力強い女性かもしれないが、人々から愛されるための力は欠如している。そして彼女の家族は偽りの権力を拡大させ、合理的で知性を持った人々を攻撃する。
人々が自動的に敬うことを強いられる「王室の」家族なんてものがなくても、文明的で洗練された人々は世界中に存在している。イギリスだって同じことはできるはずだ。むしろそうすることで、より多くの尊敬を得ることになるよ。」
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