True To Youに掲載されたモリッシーの最新ステートメントです。ペルーにおける闘牛を非難しています。
掲載日:2015年12月15日
以下、筆者による翻訳。
ペルーへの訴え
いくつもの分野で良い方向に世界が進歩する中、ペルーでは牛に対する拷問が続いている。「闘い」の要素など無いのに、「闘牛」と呼ばれている。何ら防御策を持たない牛を前に、「闘牛士」の大群は無様に大騒ぎする。彼らは武器を持ち、場外からの支援を受け、気取った態度で優越感に浸っている。
牛に対する情け容赦などない。悪魔のようなこの「闘牛」は、ペルーの伝統行事である。かつての黒人奴隷と同じだ。金を生み出すことだけを目的にした、愚かな皇族の古い慣習だ。これまでにどれほどの血が流され、死がもたらされているのだろうか。
痛ましい見世物の後、哀れな動物は首から腹部まで切り裂かれ、中身をもぎ取られる。古代から続く行事がペルーの品格を傷つけ、その社会が本来持っているはずの知性や文明が墜落していく。
心を持つ者として、この残虐行為の廃止を求める。動物のための社会的正義をペドロ・カテリアーノに求める。
世界は前進している。ペルーも前進しなくてはいけない。生命の結末が残虐である必要はない。スペイン語が話せないからといって、牛には何も権利がないのか?
戦いたいなら、闘牛士がお互いに戦えばいい、死ぬまで。
以下の写真(上記URLご参考)はペルーの牛拷問者アンドレス・ロカ・レイの無様な姿を映している。あぁ、アンドレス、自分自身を見てみるといい。これこそが、君の人生が探し求めていたことなのか?これこそが、君の心と魂が値するものなのか?
モリッシー
2015年12月13日
ブエノスアイレス
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